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株式会社梅屋(うめや)は、神奈川県 平塚駅北口にあるテナントビルを運営する会社である〔“平塚最後の百貨店「梅屋・本館」、専門店ビル「ユーユー本館」で再開へ”. 神奈川新聞(神奈川新聞社). (2012年9月15日)〕。 かつては、「梅屋百貨店」として日本百貨店協会に加盟し、湘南を代表する百貨店だった。 商品供給グループとしては 西武百貨店が主催する日本百貨店経営協議会 (JMA)や三越ジョイントバイインググループにも所属していた。が、現在は 直営売場を完全に廃止し、テナントだけのビルになっているため 百貨店協会 及び どの百貨店グループにも属していない。〔ノート参照〕 == 概要 == 1907年、小間物、化粧品を扱う小売店として創業。1951年「株式会社梅屋」を設立。1945年7月16-17日、平塚市は軍需工場があったため空襲を受け焦土と化した。 1960年代、平塚市は戦災復興土地区画整理事業を実施。軍需工場跡には日産車体、横浜ゴム、古河電工などの工場が進出し、「湘南工業地域」と呼ばれるようになった。駅北口は、工場城下町の商店街として賑わった。 1963年、梅屋百貨店本館(地上13階・地下2階、約11,000㎡)新築完成〔。 後にテナントビル「ユーユー(YouU)館」(地上6階・地下1階、5,600㎡)を増築。本館とユーユー館は6階、3階と地下で連絡された。 当時、湘南エリアには、これを上回る規模の百貨店は存在しなかったため、梅屋は、平塚を発祥とする十字屋、長崎屋等とともに「東は三浦から、西は熱海まで」(相模湾沿岸全て)の広大な商圏から集客をすることが可能だった。 しかし、1960年代後半~1970年代に入ると茅ヶ崎市、藤沢市、厚木市など隣接地域に大型店が続々進出したため商圏は次第に小さくなっていった。そして、市内にも、ラスカ(駅ビル 1973年6月20日開店 16,724㎡)、忠実屋(紅谷町 1977年11月30日開店 後のダイエー平塚店 8,274㎡)等が進出。小さなパイの奪い合いとなり、既存店の売上は減少していった。そして1999年4月21日、OSCオリンピック湘南シティが2倍近い広大な面積(31,120㎡)のショッピングセンターを駅の南側に建設され、専門店街、飲食店街、映画館、銀行等が入居した。この影響で人の流れが変わり、とどめを刺すことになった。 その結果、2008年(平成20年)9月30日に長崎屋〔“長崎屋に幕 9月30日に一時閉店 今後については「白紙」”. タウンニュース 平塚 (タウンニュース社). (2008年9月18日)〕(8,423m²〔“旧長崎屋解体へ 跡地活用の方針は未定”. タウンニュース 平塚 (タウンニュース社). (2013年2月28日)〕)、そして2012年9月末にはダイエー(7,147m²)も閉店)〔“ダイエー平塚店が9月末で閉店、地域の消費低迷浮き彫りに”. 神奈川新聞 (神奈川新聞社). (2012年5月11日)〕。 そんな中、梅屋は「最後まで残った百貨店」として営業を続けてきたが、2005年に施行された「耐震改修促進法」により、老朽化ビルの耐震が義務づけられ、梅屋は改修が必須と診断された〔。 濱田純一社長は「百貨店としての役目は終えた」〔“平塚最後の百貨店「梅屋・本館」、専門店ビル「ユーユー本館」で再開へ”. 神奈川新聞(神奈川新聞社). (2012年9月15日)〕「百貨店としては全国でも小規模で、この規模の営業は私たちが国内最後だった」〔このコメントは「中小企業には、自社で直営売場を維持していくための資金調達が困難な時代になった」ということを示唆している。〕等と語り、「百貨店としての梅屋」の閉店を決断した。 2011年8月31日に本館を閉店(従来からテナントビルだったユーユー館は営業を続行)し〔改修工事着工〔。 2012年9月25日、全館をテナントビル「ユーユー・ウメヤ(YouUU MEYA)」とリニューアルして再スタートした〔〔。 これに伴い 従来の本館は「ユーユー本館」、ユーユー館は「ユーユー駅前館」と呼称が変更された〔。ビルのコンセプトは「デイリーな需要に対応する生活密着館〔。毎日使いたいリーズナブルプライス」とし、自動車を保有していない高齢者が 買い物難民にならないように配慮している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梅屋 (神奈川県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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